2026年6月施行|ドローン国家資格の修了審査が変わった|口述審査の時間制限追加と評価基準の細分化を解説

更新講習 2026年06月29日

2026年6月施行|ドローン国家資格の修了審査が変わった
口述審査の時間制限追加と評価基準の細分化を解説

2026年6月5日、「無人航空機操縦士実地試験実施基準」及び「実施細則」が改正・施行されました。審査の実施方法が変わった内容を解説します。なお、技能証明の更新講習では修了審査は実施されないため、更新講習の受講手順に変更はありません。

修了審査改正 口述審査 評価基準 技能証明 2026年6月施行
川﨑 一礼
監修者
川﨑 一礼
ドローン事業責任者 / 行政書士(大阪会所属)
無人航空機の飛行許可承認申請・登録講習機関等の設立運営を専門とする行政書士。登録更新講習機関「FUドローンスクール(大阪府岸和田市・R0085001)」を運営し、大阪南部エリアを中心に二等技能証明の更新講習を実施しています。

この記事でわかること

2026年6月5日、修了審査の実施基準・細則が改正・口述審査に時間制限が追加され、評価基準が細分化・明確化された
② 改正の目的は審査の標準化・合理化であり、実務での飛行前点検や安全確認の方法を変えるものではない
更新講習では修了審査は実施されないため、更新講習の受講手順に変更はない
④ 航空法・制度は継続的に変化しており、3年ごとの更新講習は制度の変化をキャッチアップする機会となる

今回の改正の概要

国土交通省航空局は、「無人航空機操縦士実地試験実施基準」及び「無人航空機操縦士実地試験実施細則」の一部改正を公布し、2026年6月5日に施行しました。

今回の改正は、登録講習機関(指定試験機関)において修了審査を均一・効率的に実施するための標準化・合理化の一環です。実務における飛行前点検や安全確認の内容・方法を変えるものではなく、審査の実施方法を整備したものです。

更新講習受講者の方へ

今回の改正は修了審査(新規取得時に実施)の実施基準・細則の変更です。技能証明の更新講習では修了審査は実施されません。更新講習の受講内容・手順に変更はありませんので、引き続き通常通りご受講ください。

主な変更点

改正の主な内容は以下の2点です。

追加 ① 口述審査への時間制限の追加
口述審査の各項目に時間制限が設けられました。審査を効率的・均一に実施するための整備です。なお、実際の飛行現場での機体点検や安全確認は時間にかかわらず丁寧に行うべきものであり、この点は変わりません。
細分化 ② 評価基準(減点・不合格基準)の細分化・明確化
口述審査と実技審査の評価細目が整理・明確化されました。指示高度と明らかに異なる高度での飛行など、新たな減点細目も追加されています。審査員・受審者双方にとって評価基準が明確になったことで、審査の均一性が高まります。
改正前
・口述審査に明確な時間制限なし
・評価基準が大括り
・審査員・機関によってばらつきが生じやすい
改正後(2026年6月5日〜)
・口述審査の各項目に時間制限
・評価基準が細分化・明確化
・審査の均一性・効率性が向上

誰に影響がある改正か

今回の改正の影響対象を整理します。

対象影響
これから新規で技能証明を取得する受講者 2026年6月5日以降の修了審査から改正後の基準が適用される。受講するスクールで改正後の細則に基づいた指導が行われる
登録講習機関(指定試験機関) 改正後の実施基準・細則に基づいて修了審査を実施することが求められる
技能証明保有者(更新講習を受ける方) 直接の影響なし。更新講習では修了審査は実施されない

更新講習との関係

技能証明の更新講習と修了審査(新規取得時)は別のものです。更新講習では修了審査を行いません。

種別内容今回の改正の影響
新規取得
(修了審査あり)
登録講習機関での講習受講後、修了審査を受ける 2026年6月5日以降の修了審査から改正後の基準が適用
更新講習
(修了審査なし)
登録更新講習機関で学科講習(50分以上)を受講。修了審査は行わない 影響なし

航空法・技能証明制度は継続的に変化しています。更新講習の学科講習では、受講時点での最新の法令・制度改正・事故事例・安全運航ルールを学びます。3年ごとの更新講習は、こうした制度の変化をキャッチアップする機会として機能します。

FUドローンスクールの更新講習

FUドローンスクール(大阪府岸和田市・登録番号R0085001)は国土交通省に登録された登録更新講習機関です。二等無人航空機操縦士の更新講習を対面で実施しています。平日・土日祝日対応可。更新時期の確認やDIPS申請の手順についてもお気軽にご相談ください。

よくある質問

主な変更点は2点です。①口述審査に時間制限が追加されたこと、②評価基準(減点・不合格基準)が細分化・明確化されたことです。いずれも審査を均一・効率的に実施するための標準化・合理化の整備です。
更新講習では修了審査は実施されないため、今回の改正は更新講習の受講内容・手順に直接の影響はありません。通常(停止処分歴なし)の更新講習は学科講習(50分以上)のみです。
登録講習機関(指定試験機関)において修了審査を均一・効率的に実施するための標準化・合理化の一環です。実務における飛行前点検や安全確認の方法を変えるものではなく、審査の実施方法を整備したものです。
更新講習の学科講習では、最新の航空法・制度改正・事故事例・安全運航ルールを学びます。今回のような制度の変化も学科内容に反映されていきます。3年ごとの更新講習は、制度の変化をキャッチアップする機会として機能します。
2026年6月5日以降の修了審査から改正後の基準が適用されます。口述審査では各項目に時間制限が設けられています。受講するスクールで改正後の細則に基づいた指導が行われますので、スクールの案内に従って準備してください。
FUドローンスクール(岸和田市・登録番号 R0085001)
更新講習は登録更新講習機関へ。
行政書士が運営するFUドローンスクール

南海本線「蛸地蔵駅」から徒歩約5分。大阪南部・和歌山方面からアクセスしやすい立地です。
修了証明書は当日発行。

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